Istanbulにて
先日のブログ記事にて、イスタンブールの修行時代について少し触れました。
今回は改めて、2008年1月のイスタンブール滞在の様子を紹介いたします。
2008年以前は、デジカメも持っておらず恐らくインスタントカメラで撮ったであろう、プリントされた写真が家のどこかに保管されているはずです。そのうち掘り返して見る楽しみとして取っておきたいと思います。掘り返した時にはまた、ご紹介しますね。
さて、イスタンブールでの生活はsemaの日常の中に組み込まれ寝起きを共にしつつ合間合間に自宅でダンスを教えてもらいます。初めて行きだした頃は振り付けを1曲つけてもらっていましたが、この頃はテクニックが中心で基本盗むスタイルです。
どこで盗むのか?
それは、連れて行ってもらったロマのライブハウスに出てくるダンサーであったり、人が集まれば音楽がかかりいつでも誰でも踊り出す自宅であったり、他の弟子が自宅に来ればやはり皆で踊る。基本いつでもどこでも音があれば踊るそこかしこで盗むのです。そして、美味しいsemaの手料理を食べる事も大切な修行の一つでした。
ベリーダンサーのDidemやNoaruh(ノーラ)ちゃんなどもsema宅で一緒に踊って。
トルコを肌で胃袋で感じる
郊外にあるsemaの親戚のお家ではそこのお母さんの手料理をご馳走になりそのまま泊まったり、ベリーダンサーの弟子のバースデーパーティに連れて行ってもらったり、葡萄の葉のドルマの作り方を知りたいと言ったら一緒に作ってくれたり・・・・、寝る時も大きなベッドで一緒です。
トルコの食事のオールドスタイルは、大きなトレーに立膝で床で食べるスタイルであるように、料理の下拵えも床で作業することが多いです。のんびり床でおしゃべりしながらする作業はとても楽しく、そのようなトルコ家庭で行われる日常もベリーダンサーには貴重な体験です。